6 月1 日より道路交通法が改正となり、厳しくなった自転車の交通ルール。

改正から2 ヶ月たちましたが、理解はきちんとできていますか?

禁止事項やルールをおさらいしながら、自転車を安全に乗るためにどうしたらよいか一緒に考えましょう!

 

■講習につながる自転車危険項目

★信号無視

★交差点での右折車妨害等

★通行禁止違反

★環状交差点での安全進行義務違反等

★歩行者専用道での徐行違反

★一時停止違反

★通行区分違反

★歩道での歩行者妨害

★路側帯での歩行者妨害

★ブレーキのない自転車運転

★遮断機が下りた踏切への侵入

★酒酔い運転

★交差点での優先道路通者妨害

★安全運転義務違反

 

道路交通法が改正となり、この危険項目を行うと取り締まりの対象となります。

3 年以内に2 回の摘発を受けると自転車運転者講習の受講が義務付けられました。

14 項目あるうち、cyma内のアンケートで特に感心の高かった項目を解説します!

 

 

Q自転車における道路交通法改正で気になる項目はなんですか。

 

■歩道の走行・車道の右側通行の禁止


今まで大きく意識していなかった自転車走行の仕方というだけあり、関心は高くアンケートでも上位に。
自転車は車やバイクと同様の「軽車両」と位置づけられているため、基本的には歩道ではなく車道を通らなくてはいけません。

また車のルールと同様に左側通行を守ることが必要です。
右側走行を行うと逆走と見なされ違反者には5 万円以下の罰金が。

右側通行の場合、車やバイクと進行方向が異なるため、出会い頭に衝突する危険性が高いのです。

摘発されるのを避けるためではなく自分の命を守るためにも左側通行は徹底したいですね。

 

■自転車が歩道を通行してOKな場合

・道路標識で指定された場合
・一定程度の身体の障害を有する場合
・子供、高齢者の場合
・車道や交通の状況からやむを得ない場合
またやむを得ず、歩道を通行する場合は、徐行運転、歩行者の進行を妨げる場合は一時停止が必要です。

 

■安全運転義務違反って?

安全運転義務とは、自転車を含めて全ての車両の運転者に対して、安全に関する注意義務を課すものです。
注意義務は2 点求められます。

運転に際してハンドル・ブレーキを確実に操作しないと行けない「安全操作義務」、

他人に危害を及ばさないような速度・方法で運転しなければならない「安全確認義務」の2 点です。

今回のアンケート2 位~ 4 位にあがっていた「イヤホンで音楽を聞くことの禁止」「スマホのチラ見運転禁止」「傘さし運転禁止」は全てこの「安全運転義務違反」に当てはまることがあります。

「自転車危険項目14 項目」には明記はされていませんが、重大な事故に繋がる可能性があるため注意の対象となります。

改正のタイミングでレインコートを買う人は急増しており、「安全運転義務違反」に対する高い関心が感じられます。

周りの音が聞こえづらくなるイヤホンで音楽を聞きながらの運転、周りへの注意力が欠けるスマホのチラ見運転。ただでさえ滑りやすい雨の日にバランスが取りにくい傘さし運転。

加害者にも被害者にもなりうるリスクが高い行為は避けましょう。

 


■自転車に乗っていてヒヤッとしたことはありますか

 

 

約95%の人が「はい」と回答。

ほとんどの人が今までに自転車に乗っていて危険を感じたことがあるようです。

またどのようなことが起きたかも聞いた所、上記のような結果になりました。
実は、自転車での事故は4分に1件おきています。自分や大切な人を守るためにはどうしたらいいのでしょうか。

 

◎身体を守るために

今回改正された道路交通法は全て安全のため。しかし、法をきちんと守っても危険はつきもの。
「自転車に乗っていてヒヤッとしたこと2位」でもあるように転倒は気をつけていても誰にでも起こりうることですよね。危険から身を守るものの1つとしてヘルメットが挙げられます。ヘルメットの着用に抵抗を感じる人は多いかもしれませんが、転倒や事故から頭を守ってくれます。

自転車事故の死亡理由は頭部外傷が多くヘルメットを着用しない場合、ヘルメットを着用した場合に比べて死亡のリスクは3倍に。
危険を回避するためにしっかりと着用したいですね。

 

 

 

◎万が一に備えて

自転車の怖いところは、自分が加害者になる可能性があるということ。
ヒヤッとしたことランキングでも1位の「歩行者の飛び出し」。

ここ数年自転車の加害事故での高額賠償が急増しています。


自転車は、車のように保険に入っていなかったというケースが多く高額賠償を自身で支払うことが必要になってしまいます。

自転車は加害者になりうる、ということを再度意識し、運転する自分自身だけなく、歩行者の安全を考えて行動することが大切です。

 


 

道路交通法が改正され、今までは問題なかったことも取り締まりの対象となり、面倒に思うこともあるかもしれません。

しかし、命より大切なものはありません。

自分や大切な人を守るためにもこの機会に改めて自転車の乗り方について考えてみてはいかがでしょうか。