自転車を選ぶ時に、名前を聞いてもカラーがイメージしにくいことはありませんか?
プレミアムブラック? ソニックシルバー?
色と関係なさそうな形容詞。一体何語なのか? 中には聞きなれない言葉もちらほら。
はい、イメージできなくて当然です。
これらはメーカーが設定している色名で、正確に色を伝達しようとする場合、そのような表現は存在しないからです。
一体どういうことでしょう。

【色相環】
↑ 学校の美術の授業でも勉強しましたね。色は3原色(赤、青、黄)とその間の色、それに白と黒 で表現されます。
色を体系的に表す場合、「色味」と「明るさ」と「鮮やかさ」の3つで表現します。
ちょっと専門的な話になるので、明るさと鮮やかさを「淡い」「濃い」などと言い換えた方が分かりやすいかもしれません。
「淡い青」「濃い緑」「赤みがかった黄色」「暗い赤」 こうするとよりイメージ的には伝わりやすくなりますね。
ですが、表現の正確性を高めるほど、表記が長くなる。印象的にも硬い。(まぁ事実を述べているだけなので)
そして商品の販売戦略の都合上(あるいはその他の諸般の事情も含)、宣伝のパンチには欠ける。
もっとカッコいい名前にしたい!・・・と、思ったかはわかりませんが、そこでメーカーは独自にカラー名を打ち出してくるのです。
要はカラー名も込みで商品(パッケージ)として成立しているわけですね。
ただ、時々、張り切り過ぎて最初に書いたような伝わりにくい事態も起きてしまうのですが。(「何だかわからんが良し!」という方もいらっしゃるとは思いますが)
ですが、よっぽど独特のネーミングでない限り、ある程度のニュアンス、イメージまで絞り込むことはできます。
言葉や表現の意味を理解すればそう難しいことではありません。
では、実際どのようなカラー表現が使われているのか? 次回はそのへんの話を詳しく

ネット環境によっても画像の色の見え方が変わりますが、実は実物を見た場合も個人によって見え方は違ったりします。
例えば、男性より女性の方が色に対する感受性が高く、より細かく色を認識できるということが判明しています。
単に“そう感じる”という印象の話ではなく、視覚に関係する細胞の数など身体的要因が関係するそうです。
カラーの話をする時は、表面化しずらいこのようなギャップが存在することも念頭に入れておいた方が良いでしょう。
(意外とセンシティブなのです)
【書いた人:おもおも / わらびもちの精霊。機械トラブルがあると召喚される。この時期は電車のつり革につかまっていると冷房の風で冷たくなってしまう】
