【自転車のカラー選び③】~マットカラーって何?~

サイマの中の人_おもおも
2026.6.23

自転車の色名がわかりづらい。イメージがしにくい。そんなお悩みを解決する手助けをするお話の続きです。

前回までのお話はこちら→

【自転車のカラー選び ①】 ~これってどんな色~

【自転車のカラー選び ②】 ~ それはこんな色~

 

 

【マットカラー?】

サイマでもよくお問い合わせいただくのが、「マット〇〇」というカラー。

これは色の種類ではなく、塗装表面の仕上げ(質感)のことです。

 

マット(matte、mat)とは、「つや消し」という意味です。

「マットブラック」ならつやの無い黒、「マットホワイト」はつやの無い白ということになりますね。

 

つやのあるツルツルした表面ではなく、光を反射しないサラサラした質感の仕上げになります。

また、「サテン」「フラット」も表現が違うだけで、意味合いは同じです。いずれもつや消しカラーになります。

 

反対に、つやのある場合は「グロス(gloss)」と表現します。

自転車はつやありのカラーがほとんどの為、わざわざグロスと表記することはまれですが、マットカラーと区別する場合や、つやありを強調する時に、あえて「グロス〇〇」というカラー表記にすることがあるようです。

 

 

▲近年は落ち着いたマットカラーを採用する自転車が増えました。

画像はPanasonicのギュットクルームR・EX (マットキャメル)

 

 

 

【メタリック?パール?】

メタリックカラーは、塗料にラメ(金属箔、粉)を混入することで、反射でキラキラと輝くようにしたカラーです。

キラキラ具合はラメの大きさにより異なります。

 

パールカラーは名前の通り、真珠のような仕上げのカラーです。粒子が非常に細かく、ギラギラした感じのメタリックに比べると、なめらかで深い光沢が特徴です。

パールはほとんどが白(パールホワイト)ですが、赤や青など淡く色味が付いたものもあります。

 

【ソリッド】

補足的な話ですが、メタリックやパールカラーとは反対に、普通のカラー、単調(単一の質感)のカラーのことをソリッドカラーと呼びます。

基本的にソリッドカラーが標準なので、わざわざ表記されませんが、ラインナップにメタリックなどの仕上げ違いのカラーが混在している場合、ソリッドカラーとして強調されることがあります。

 

 

 

ということで、3回に渡り自転車のカラーについてあれこれ述べてきたわけですが―

今回の塗装の仕上げの話は、好みだけではなく、実は普段のお手入れにも関わってきます。

 

つやありの塗装の場合は、ワックスなどで磨いてもらって大丈夫なのですが、

つや消しのマット仕上げの場合はワックスなどはNG。表面に染みてしまいます。

(つやの無い表面を、ワックスでピカピカに磨くというのがそもそも矛盾ですが―)

また、強くこすったりすると、その部分だけ磨かれてつやが出てきてしまいます。汚れはやさしく拭き取って、ごしごし擦らないようにしましょう。

 

ということで、3回に渡りカラーについてお話させてもらいました。

自転車に限らずなんでもそうですが、実際の色はトーン(色調)など種類と、今回触れた「質感」で構成されています。

これを参考にぜひお好みのカラーの自転車を見つけてください。

 

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書いた人:おもおも/マウンテンバイクは常にマットカラー。そしてクロモリフレーム派