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今回のプレゼンター
cyma-サイマ-自転車安全整備士 鈴木

毎日26kmの道のりを自転車で通勤する、自転車愛好家。

この春、お子様が保育園に入園されるという方も多いのではないでしょうか?初めての子供乗せ自転車選びをするという方に向けて、どんな点に気をつけて選べばいいのか、専門家の視点から見たポイントをまとめてご紹介します。

チャイルドシートは大きく分けて2種類!利用年齢で分けられます。

お子様を乗せるチャイルドシートは、大きく分けて二つあり、ハンドル付近の前側に取り付ける「前乗せタイプ」と、後輪のリアキャリアの上に取り付ける「後ろ乗せタイプ」に分けられます。お子様の利用年齢に応じて、使えるタイプが変わりますが、まずはそれぞれの特徴を見ていきましょう。

1歳頃から対応できる「前乗せ」タイプ

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特徴
  • お子様が座れるようになる1歳頃から4歳未満(体重15kg以下)まで。
  • 親から見える位置なので、安心感がある。
  • 使わなくなったら買い物かごとしても使える。
  • 風が前から直接あたるので、冬は防寒対策を。

小学校入学前まで乗せられる「後ろ乗せ」タイプ

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特徴
  • 1歳頃〜小学校入学前(体重22kg以下)まで、長期間乗せられる。
  • 目は届きづらいが、お子様が動いても安定して走れる。
  • 前カゴが使える
  • 通常の自転車に後付けできる。(ただし、基準を満たしている必要あり)

子供乗せ自転車の気になる疑問。何歳から何歳まで使えるの?

お子様が一人で大人しく座れる1歳頃からを推奨しているメーカーが多いです。 後ろ乗せタイプは安全性を考えると2歳頃からの使用を推奨するメーカーもあるため、購入前に確認することをおすすめします。 またいつまで乗せられるかは、各都道府県の法令によって若干の違いはありますが、小学校に就学する前までと定めている地域がほとんどです。 年齢以外にも身長と体重に制限があり、前乗せタイプは身長100cm以下体重15kg以下、後ろ乗せタイプは身長115cm以下体重22kg以下が目安になります。

子供用自転車は、何インチの自転車を選べばいい?サイズ別の特徴

子供乗せ自転車の選択肢は、20インチ前後の小さいタイヤを搭載した「ミニベロタイプ」と、26インチの「一般シティサイクルタイプ」があります。

見た目上の違い以外にそれぞれどのような特徴があるのか、簡単にまとめてみました。

安定感と利便性に加え、おしゃれな見た目が人気!「ミニベロタイプ」

最近では、タイヤが小さいミニベロタイプの子供乗せ自転車が人気を集めています。タイヤが小さい分、お子様を乗せる位置も低くなるのが、このタイプの特徴です。

具体的なメリットとしては、安定性が高く、運転中にふらつきにくくなること。またお子様の乗り降りの際、座席が低い方が、抱き上げるにも格段にラク、ということも大きな魅力です。前方視界も確保しやすいため、前乗せタイプを検討される方はこちらのタイプがオススメです。

見た目やカラーが豊富!男性でも抵抗なく乗れる「一般シティサイクルタイプ」

お子様の年齢が大きくなられていて、後ろ乗せチャイルドシートを取り外すことも考えられているのであれば、一般のシティサイクルタイプも選択肢になります。

この場合、後ろ乗せチャイルドシートに限られますが、カラーやデザインが豊富なのは、やはり魅力。スタンドは、必ず両立スタンドのものを選ぶようにしてください。

安心便利!ついていると便利な、子供乗せ自転車の機能

大きく安定感のある両立スタンド

通常の両立スタンドでも安定感は十分ありますが、子供乗せ専用自転車の中には、さらに設置面積が大きいスタンドを搭載したタイプもあります。利用頻度の高い方は、こちらもオススメです。

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お子様の乗せ降ろしに便利な、ハンドルロック機能

スタンドを立てた停車時にお子様を乗せ降ろしする際、ハンドルを固定しておくことができる装備です。自転車が傾いたり動いたりしなくなるため、より安心して乗せ降ろしがしやすくなります。

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変速機が付いている自転車の方が格段に便利です。

お子様を乗せた自転車は、重量も重くなるため、漕ぎだしの力が必要になります。
変速機のついたタイプであれば、軽いギアでスタートができるため、走り出し時のふらつきを回避することが可能です。

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最近話題の電動タイプは、ペダルの軽さが魅力!

街中でもよく目にする機会が増えてきたのが、電動タイプの子供乗せ自転車です。電動自転車の強みは、何と言っても「ペダルの軽さ」。お子様や荷物を乗せて自転車が重くなった時でも、漕ぎだし時には最大2倍のアシストを発揮してくれるため、非常にスムーズに走行が可能です。また、ちょっとした坂道なら歩かなくても走行できるため、朝の忙しい通園時間に大きなメリットになります。少々値段は上がりますが、下記に当てはまる方は検討をしてみても良いかもしれませんよ。

こんな方におすすめです。

  • 保育園以外の買い物や日常生活でも頻繁に使う予定のある方。
  • 走行距離を多く走行される方。
  • 3人乗り(お子様を2名乗せる)予定のある方。
  • 自転車で走行予定の地域に坂道が多い方。

チャイルドシートはどんなタイプのものを選べばいい?

ヘッドレスト付きハイタイプチャイルドシート

背もたれからヘッドレストまで付いたタイプです。ヘッドレストには、衝撃吸収素材がつけられていることが多く、転倒時の側頭部の保護に役立ちます。ふらつきやすい小さなお子様を乗せる際には、こちらのハイタイプの方が安心感があります。

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腰までの通常チャイルドシート

背もたれや側頭部の保護パーツがないため、一見不安に見えますが、チャイルドシートはヘルメットを装着して乗るため、こちらのタイプでも安全性の確保という意味では問題ありません。比較的お求めやすい値段であり、大げさなシートを乗せたくない方はこちらを選ばれます。

※当店で取り扱っているチャイルドシートは、自転車用品の主要メーカーであるOGK(オージーケー)製です。 一般の有名メーカーの自転車のチャイルドシートにも標準採用されることが多い主要メーカーです。

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安全に乗るために!知っておきたい、子供乗せ自転車の注意点。

子供を乗せると、自転車は不安定になります。

ハンドルのついた前輪は、重くなるほど操作がしづらくなります。また、重い自転車は、バランスも崩しやすく、ちょっとしたぐらつきが転倒につながるケースも非常に多くなります。おひとりで乗るときとの違いを理解して、自転車に乗車するようにしましょう。

自転車が重くなると、ブレーキも効きづらくなります。

自転車が重くなると、ペダルのこぎ出しが重くなる他に、ブレーキの効きも悪くなり、制動距離(止まるまでの距離)が長くなります。いつでも止まれるスピードでの走行を心掛け、事故を防ぎましょう。

お子様の予想外の行動にも気をつけて。

小さなお子様は、自転車の走行中に眠ってしまったり、周りの景色をみて急に動き出すなど、予想外の動きをすることは日常茶飯事です。これは、走行中に限らず、スタンドを立ててお母さんが他の作業をしている時でも同じです。常にお子様の様子を伺いながら走行するようにしましょう。

チャイルドシートだけでなく、ヘルメットも必ず着用。

どんな高級なチャイルドシートをつけても、転倒した際の安全は守れません。特に、子供を乗せた自転車は、非常に不安定。お子様には必ずヘルメットを着用させるようにしましょう。

当店オススメの子供乗せ自転車はこちら!

走りながら自動で充電!コンパクトで乗り降りしやすい『bikke MOB dd』

国内の人気メーカーBRIDGESTONE(ブリヂストン)の子乗せ電動自転車です。

前輪のモーターと高強度かつサビないカーボンベルトで実現する力強い走り心地がおすすめポイント。

さらに走りながら自動で充電できるので、たくさん走っても充電がなくなる心配もなくバッテリーの長持ちにも貢献します。

<bikke MOB ddの商品ページはこちら>

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子供乗せ自転車の選び方、いかがでしたでしょうか。

最近の自転車は、昔に比べて格段に安全性が上がり、便利になってきました。
とはいえ、チャイルドシートは、あくまで「お子様を乗せる」ための装備。
こうした装備は、自転車の安全性を高めることはできても、事故を防ぐことはできません。一番大切なのは、自転車を運転するパパ、ママの安全性への意識。交通ルールを守り、安全意識の高い運転をすることが、大切なわが子の命を守る一番大事なポイントだということも、忘れないでくださいね!

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