ネットで自転車を買いたいけど、どんな基準で選べばいいの?
実際に実物を見ることができないネットでの自転車の購入、とても不安ですよね。
でも実際に店舗で買うよりもネットで買ったほうが安いし、可愛い自転車がいっぱい・・・。
そんなお客様のために、cymaが自転車を選ぶ上での基礎知識をまとめました。
身長に合わせて選ぶタイヤサイズ
自転車を選ぶ上で、タイヤのインチ数が数種類あること、知っていましたか?
自転車のタイヤサイズと適応身長を簡単にまとめると以下のようになります。
20インチ | 約140cm〜 |
26インチ | 約140cm〜170cm |
27インチ | 約150cm〜180cm |
700C | 約150cm〜190cm |
12インチ | 約90cm〜100cm |
16インチ | 約100cm〜115cm |
18インチ | 約105cm〜120cm |
22インチ | 約115cm〜140cm |
24インチ | 約125cm〜150cm |
上記の表はおおよその目安です。
フレームの形状や個人の股下の長さによってバラつきがありますので、車種ごとで適応身長・スペックを確認することをお勧めします。
Q. 26インチと27インチはどれくらい違うの?
26インチと27インチの自転車の間には、大きな違いはありません。
27インチの方がタイヤサイズが大きいので、漕ぐのが簡単・走行性能が高いと思っている人もいるかもしれませんが、車輪の直径が2cmほど違いがある程度です。26インチと27インチでは、タイヤサイズの違いよりも品質の違いで選ぶのが良いです。
用途によって異なるハンドルの種類
ハンドルによって、力の入れやすさ、乗り心地も違ってくること、知っていましたか?
ハンドル選びは用途によって選ぶのがポイントです。
■セミアップハンドル
もしお子様を乗せたり、お買い物に使うのであれば、アップハンドルの自転車が乗りやすいです。
ハンドルまでの距離が近く、上体が起きるので、ゆったりした姿勢で乗ることができます。遅いスピードでもふらつきにくくなります。
■オールラウンダーハンドル
通勤通学で使う方は、真っすぐなハンドルの方が力が入りやすく、坂道なども比較的楽になるオールラウンダーハンドルが使いやすいです。
アップハンドルに比べて腕が伸びるので、ほんのわずか前傾姿勢に感じます。
乗り降りしやすいフレームの種類
見た目だけでなく、フレームの形によって強度や乗り降りすやすさが違うこと、知っていましたか?
見た目を選ぶか、強度を選ぶか、自転車の用途によって選択しましょう。
■U型フレーム
服装を気にせず乗りたい方、小柄な方におすすめなのが、乗り降りしやすいように設計されたU型フレームです。
■Wループ型フレーム
乗る頻度が多い方、子乗せを付ける予定の方におすすめなのが、U型より振動吸収しやすく設計されたループ型フレームです。車体中央部のパイプにカーブを付けて高さを抑えてあるので、乗り降りしやすく、さらに2本のチューブで支えているため、強度が高く、しっかりとした作りになっております。
■スタッガード型フレーム
長距離を走る方、長期間高頻度で利用したい方におすすめなのが、スタッガードフレームです。真っ直ぐな2本のチューブで車体をしっかりと支えているため、強度は抜群です。
価格の違い
Q. 見た目は似ているのに、なんでこんなに価格が違うの?
そんな疑問をお持ちの方も多いはず。
同じように見えて、価格が違う自転車、その価格の違いはついている装備の違いによることが多いです。
例えば「フレーム素材」「変速機のあり/なし」「ライトの違い」「ブレーキの違い」「BAAマーク取得」などなど...
■素材
主に、スチール/アルミ/ステンレスの3種類があります。価格はスチール<アルミ<ステンレスの順に高くなります。
材質 | 錆びにくさ | 重量 | 耐久性 |
---|---|---|---|
スチール | 普通 | 重い | 高い |
アルミ | 錆びにくい | 軽い | 普通 |
ステンレス | 錆びにくい | 重い | とても高い |
■変速
坂道の多い場所では、変速の段数が多い方が断然楽!変速には内装式と外装式があり、一般的に内装式のほうが外装式より複雑な構造のため、高額になります。
変速 | メンテナンス | 変速数 | 停車中の変速 |
---|---|---|---|
内装 | ほぼ不要 | 3段変速 | 可能 |
外装 | 必要 | 6・7段変速 | 不可能 |
■ブレーキ
主にドラムブレーキとローラーブレーキがあります。
ドラムブレーキ
後輪の軸についている鉄の円盤をゴムで止めるタイプのものです。大気中の粉じん・ゴムの劣化・雨の汚れなどの影響で「キーッ!!」と音鳴りがしてしまいます。
ローラーブレーキ
シマノが開発したブレーキで、音鳴りがしない構造になっています。もし仮に音鳴りがしても、専用のグリスで音鳴りが抑えられます。
■BAAマーク
BAAとは、一般社団法人自転車協会が定めた安心・安全なものづくりを最大の使命として、利用者の皆様の安全を第一に考え、自転車業界の自主基準である「自転車安全基準」を指します。そして、その自転車安全基準に適合した自転車に貼付されるのが、BAA(BICYCLE ASSOCIATION(JAPAN) APPROVED)マーク「自転車協会認証」です。