クロスバイクとロードバイクの違いや特徴とは?どっちを買うべきか目的別に解説!

「クロスバイクとロードバイクってどう違うの?」
「どっちを買うべきか教えてほしい」
って思ってないですか?
たしかに、日本ではママチャリ・シティサイクルが普及している分、スポーツ車の違いについて知る機会もなかなかないと思います。
そこで、今回は、
- クロスバイクとロードバイクの違い
- クロスバイクとロードバイクのどちらを買うべきか
について徹底解説!
この記事さえ読めば、クロスバイクとロードバイクについて、人に説明できるくらい詳しくなれます!
あわせて、初心者におすすめのクロスバイク・ロードバイクも掲載しています。
ぜひ、参考にしてみてください。
(※本文中に記載されている価格は2018年10月30日時点のものです)
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クロスバイクとロードバイクの違い①用途目的の違いについて比較
クロスバイクとロードバイクの用途目的の違いは次のようになっています。
ロードバイク | クロスバイク |
---|---|
速く走ることに特化した自転車 | どんな用途目的でも使いやすい自転車 |
もう少し詳しく見てみましょう。
ロードバイクの特徴

ロードバイクはもともと自転車レースのために開発された自転車です。
少しでも速く走るために、次のような特徴があります。
- 前傾姿勢をとりやすいようなフレーム形状、ハンドルになっている
- 摩擦抵抗を減らすためにタイヤが細い
- 車体重量を極限まで軽くしている
ロードバイクは上記の特徴を持った、 走ることに特化した自転車といえます。
クロスバイクの特徴

BRIDGESTONE(ブリヂストン) ORDINA (オルディナ) F5B -2018モデル-
クロスバイクは、次の2つの車種を融合させた自転車です。
クロスオーバーバイクとも呼ばれています。
- オフロード車のマウンテンバイク
- オンロード車のロードバイク
日本で普及しているママチャリ・シティサイクルもからめて比較すると次のように言えます。
- ロードバイクよりもタイヤが太く、舗装されていない道や段差がある道でも走りやすい
- シティサイクル・ママチャリよりも走行性能が良く、より長い距離を楽に走ることができる
クロスバイクは上記の特徴を持った、 どんな用途目的でも使いやすい自転車といえます。
クロスバイクとロードバイクの違い①見た目の違いについて比較
ハンドルの違いについて比較

ロードバイク | クロスバイク |
---|---|
ラウンド状のドロップハンドル | フラットバーのハンドル |
ロードバイクはレースで速く走れるように前傾姿勢が取れるハンドル形状をしています。
一方で、クロスバイクは楽な姿勢を取れるハンドル形状になっています。
ずっと前傾姿勢を取るのは負担が大きいためです。
タイヤの違いについて比較

ロードバイク | クロスバイク |
---|---|
クロスバイクよりも細い | ロードバイクより太く、シティサイクルママチャリより細い |
ロードバイクは地面からの摩擦抵抗を極限まで少なくするため、タイヤが細いです。
一方で、クロスバイクはロードバイクよりもタイヤが太くなっています。
タイヤが細いと溝や段差に弱く、街中を走行しにくいためです。
フレームの違いについて比較

フレームの長さの名称 | ロードバイク | クロスバイク |
---|---|---|
トップチューブ長
(ホリゾンタル換算) |
ロードバイクより短い | クロスバイクより長い |
ホイールベース | ロードバイクより短い | クロスバイクより長い |
ハンドルとサドルをつなぐトップチューブ長(ホリゾンタル換算)は、ロードバイクの方がクロスバイクよりも短いです。
ロードバイクは、ハンドルの付け根よりも前側を持つことがあるため、トップチューブ長(ホリゾンタル換算)が短くなります。
また、ロードバイクの方がクロスバイクよりもホイールベースが短いです。
タイヤ間の距離を短くして反応性を高め、レース中の状況変化に素早く反応するためです。
クロスバイクとロードバイクの違い②価格の違いについて比較
ロードバイク | クロスバイク |
---|---|
10万円以上が相場で、高いものだと100万円を超える | 5万円〜10万円が人気の価格帯 |
ロードバイクは、より軽い素材、より速く走れるフレームやより性能の良いコンポーネントを搭載している分、クロスバイクよりも価格が高くなります。
クロスバイクは、だいたいどのメーカーにも5〜10万円前後のエントリーモデルがあります。
クロスバイクとロードバイクのどっちを買うべきか決める方法

用途目的に応じて決めるのが良いでしょう。
ロードバイクとクロスバイクでは用途目的がはっきり異なるためです。
「見た目が気に入ったなら、どっちでもいいや」
「予算的にクロスバイクしか買えない、、」
「貯金があるから値段が高いロードバイクを買おう」
と思っている人もいるかもしれません。
しかし、
せっかく買っても、不便に感じてしまうと、すぐに使わなくなってしまうことも多いです。
そうならないように、用途目的に応じて、クロスバイクとロードバイクのどちらを買うべきか決めるようにしましょう。
【目的別におすすめ】クロスバイクとロードバイクのどちらを買うべき?
大まかに言うと、次のような用途目的の違いがあります。
ロードバイク | クロスバイク |
---|---|
|
|
もう少し具体的に見ていきましょう。
自転車レースや長距離をツーリングするロングライド、峠や長い登りを駆け上がるヒルクライム

ロードバイクを買うべきです。
まさにロードバイク本来の用途目的といえます。
自転車通勤や通学、お買い物
多くの場合、クロスバイクを買うべきです。理由は次の3つです。
- クロスバイクの方が舗装されていない道や段差のある道を走行することに向いている
- クロスバイクの方がカバンを入れるカゴ、泥跳ねを防ぐ泥除けや自転車を止めるためのスタンドが付いているものが多い
- 移動途中でカフェやコンビニに立ち寄る際も、高価なロードバイクだと盗難の心配がある
移動距離が15kmを超えるような場合はロードバイクの方が楽で良いかもしれません。
しかし、長距離を移動しない場合、何かと使い勝手が良いクロスバイクを買うことをおすすめします。
ダイエット、運動
これは、場合によります。
長距離かどうか、舗装路以外も走りそうかがポイントです。
次のように判断すると良いでしょう。
- 舗装路やサイクリングロードを長距離長時間走り続ける場合→ロードバイク
- 事前にルートを決めずに、自由に走る場合→クロスバイク
クロスバイクとロードバイクについてのQ&A
Q.ロードバイクの方が速い速度で走れる?
A.ロードバイクは速く走ることに特化して作られているので、基本的には正しいです。しかし、「クロスバイクにもロードバイク並みに性能の良いものがある」「自転車の速さは、乗る人の体格や技術に依存する部分も大きい」ということから、絶対にロードバイクの方が速い速度で走れるとは言えません。
Q.クロスバイクを買ったらすぐにロードバイクが欲しくなる?
A.長距離を速い速度で走る楽しさを実感した人はそのように思うことでしょう。しかし、長距離を速い速度で走る機会がなければそのように思うこともありません。短距離の通勤通学やお買い物、日々の移動手段をメインに考えている人は、すぐにロードバイクが欲しくなることは無いはずです。
Q.ロードバイクを買ったけどすぐにやめることある?
A.ロードバイクを不便に感じた人や、走る楽しさを実感できなかった人は、すぐにロードバイクをやめてしまうかもしれません。ロードバイクの用途目的にあっていない使い方をしていることが原因の可能性があります。よって、次のような人はロードバイクを買わない方が良いでしょう。「舗装されていない道や段差の多い道を走ることが多い」「長距離を速い速度で走る機会がない」
Q.クロスバイクをロードバイク化できる?
A.完全にロードバイク化することはできません。クロスバイクとロードバイクの見た目の違いはハンドル、タイヤ、フレームの3つです。「ハンドルをドロップハンドルに変える」「細いタイヤに変える」ということはできますが、フレームの形状を変えることはできません。
初心者におすすめのクロスバイク5選
この記事を読んでいる方は初心者の人が多いかと思います。
そこで、初心者におすすめのクロスバイクを3つ紹介します!
クロスバイク入門セット/cyma primer(サイマ プライマー)
カラー 3色 ¥30,973~(税別)
700C:適応身長 157㎝~ 重量 12.7kg

初心者の方でも安心して走ることができるように素材から細かいディテールまで製造段階からこだわりました。
少し太めのタイヤを使用しているので街中のちょっとした段差での安定感は抜群。
扱いやすい車体の軽さに、パーツは全てアルミ製でかっこよく、変速は文句なしの7段変速機付き。
細かいけれど初心者には嬉しい空気入れバルブを英式に、とどこまでもこだわりました。
INFIZA(インフィーザ) FB / SORA R3000
カラー 3色 ¥54,800~(税別)
700C:適応身長165cm~ 重量10.4kg
700C:適応身長172cm~ 重量10.4kg

このクロスバイクを一言で表すと??
本格派も納得!ロードバイク系のパーツで構成されたこだわりのスポーツモデル
このクロスバイクの特徴
- 外装18段変速のシマノ製「SORA」を採用
- 「6061アルミニウム」を使用した軽量なフレーム
- 走行性能、乗りやすさ、快適性、価格のバランスのとれた1台
クロスバイク入門セット/FERIADO(フェリアード)
カラー 2色 ¥39,771~(税別)
700C:適応身長 155㎝~ 重量 12kg

各所に使用されたアルミ製のパーツは車体重量に貢献しており、ブレーキもスピードコントロールのしやすいキャリパーブレーキを採用しています。
初めの一台に最適!必要パーツはセットになっているので、届いたらすぐ乗り出せます。
cavite(キャビテ)
カラー 5色 ¥ 33,984~(税別)
700C:適応身長 162㎝~ 重量 12.8kg

このクロスバイクを一言で表すと?
センスの良いクロスバイク クロモリフレームが作る造形美と乗り心地
このクロスバイクの口コミ
たしかにショッピングセンターの自転車屋さんにおいてある同価格帯のクロスバイクとはレベルが違います。 初走行でペダルをぐっと踏み込んだ時のぐぅーんと気持ちよく伸びていく加速感には感激しました。こういったバイクには初心者ながらも、これがクロモリの効果なのかなと思いました。 いろいろな感覚を楽しませてくれるこのバイクを大事に乗っていきたいと思います。
CHRYS(クライス)
カラー 2色 ¥24,531~(税別)
700C:適応身長 160㎝~ 重量 15.3kg

このクロスバイクを一言で表すと?
泥除け、フロントキャリア搭載で街乗りに最適
このクロスバイクの口コミ
必要なのはシティサイクル(ママチャリ)だけど人と違うクロスバイク風の外観を求めてこれにしました。期待通りの見た目とフルサイズの泥よけ付き、カゴも追加しやすいフロントキャリア付きで満足しています。(一部抜粋)
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初心者におすすめのロードバイク5選
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ロードバイク入門セット/FALAD-K
カラー 3色 ¥64,623~(税別)
700C:適応身長 160cm~175cm 重量 9.2kg

ドロップハンドルは握り箇所によって様々な体勢で乗ることができるのが楽しみの一つ。
このFALADは、フラットハンドルのような握り方でもサブブレーキレバーを標準で装備しているので初心者の方でも安心して乗ることが可能です。
必要パーツはセットになっているので、届いたらすぐ乗り出せます。

このロードバイクを一言で表すと??
日本ブランド NESTOのエントリーモデル
このロードバイクの口コミ
マラソンランナーです。夏のRUNは辛いので、クロストレーニングのためにロードバイクを購入しました。エントリーモデルですがこれで充分満足です。これからビンディングペダルを取り付けてヒルクライムに挑戦したいと思っています。(一部抜粋)
リズムロード
カラー 1色 ¥36,942(税別)
700C: 適応身長155~ 重量13.1kg

このロードバイクを一言で表すと??
アルミ製パーツを使った12kgの軽量モデル
このロードバイクの口コミ
ピッタリに組まれてて、すぐに乗り回せました! 快適で満足です!ディティールも白で統一されていて、良いと思います!
対応が速やかでした。自転車自体も確実に組み立ててあり安心出来ました。
初ロードバイクでしたが、乗り心地もよく、ペダルも軽くてスイスイ進みますので長距離移動でも役立ってます。(一部抜粋)
INFIZA(インフィーザ) RD / SORA R3000
カラー 2色 ¥79,800~(税別)
700C:適応身長165cm~ 重量10.4kg
700C:適応身長172cm~ 重量10.4kg

このクロスバイクを一言で表すと??
充実のスペックを纏ったINFIZAの入門ロードバイク
このクロスバイクの特徴
- 外装18段変速のシマノ製「SORA」を採用
- 軽量で振動吸収性が高いカーボンフォークを搭載
- 街中でも走りやすい25Cのタイヤ幅

このロードバイクを一言で表すと??
本格派を納得させるフルカーボンの新生エアロロード
このロードバイクの口コミ
届いて乗ってみたら、あまりの軽さにめっちゃビックリしました。 トライアスロンのレースに出ますが、急な坂も快適に上れそうです! (一部抜粋)


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最後に
クロスバイクとロードバイクの違いはわかりましたか?
また、どっちを買えばよいかわかりましたか?
自転車通販サイトcyma-サイマ-では、今後もクロスバイクロードバイクのラインナップを充実させていきます。
今回は違いを知りたかっただけという方も、またサイマを見に来てくださいね!