女性のための自転車をつくるために、たくさんの女性の意見を取り入れたい、そこで女性向け体調管理アプリ・サイト「ラルーン」とコラボをすることに。会員数が300万人を超えるラルーンは生理日・排卵日予測が無料でできる他に、女性にまつわる悩みを匿名で相談することができ、コミュニティアプリとしても人気です。
ラルーン内アンケート※にて、約70%の女性が現在使用している自転車を「シティサイクル」と回答。また、使用用途は「通勤・通学・休日利用」と普段の生活内で利用しているということが判明しました。この結果をもとに、女性自転車は普段使いに最適なシティサイクルを作成することに決定しました。
「ライトの明かりが弱い。暗いので不安」
「服装が制限される、特にタイトスカートは乗り降りがしづらい」
「理想の型と色が一致する物がありません!かわいくない」
基本的な機能をしっかり兼ね備え、女性の日常利用に求められる利便性を取り入れ、こだわったデザイン、そして自分らしさをプラスできる自転車が求められていることに気づきました。
実際に女性の声をきくために、座談会形式のワークショップを行いました。普段自転車に対して思っていることや、私たちがアンケートから作成した自転車案をみてもらい、意見を出していただきました。参加者は20代~30代のラルーンユーザー。学生から主婦まで様々なライフスタイルのユーザーに参加いただきました。
また、女性の意見にこだわるため、商品開発も女性スタッフが担当しました。
自転車は毎朝毎晩のように使うものだからこそ、ちゃんと選んでお気に入りの自転車を買って欲しいという気持ちから商品開発部はスタートしました。どんな自転車を製作すれば女性は喜んでくれるのだろうかと悩んでいるときに、「好きなものが目に入るとフフッてテンションが上がる」というユーザーの声が響きました。自転車を見る度に思わず微笑んでしまうような、たくさんのお気に入りポイントを詰め込んでつくりました。