今巷では、ロードバイクが大人気!
人気漫画を見てロードバイクデビューする人もいるなど、昔よりもその敷居は低くなりつつあります。
ロードバイクが欲しいけど、詳しくはわからないというあなたのために、ポイントをお教えします。
- cyma専属整備士鈴木
- 大学時代に自転車に目覚め、以来15台以上の自転車を乗り継いできたサイマ"一"の自転車好き。
ロードバイクと聞くと専用のジャージをはいて、集団で走っているイメージがありませんか?でも実は、仲間とおいしいものを食べにツーリングに出かけたり、週末に街中をカジュアルに流したり、楽しみ方は無限大です。
- スピードを追求した造りになっています
- 競技用として開発された自転車なので、無駄なパーツを省き軽量化したり、ドロップハンドルを用いることで前傾姿勢を作り風の抵抗を抑えたり、細いタイヤで路面抵抗を抑えたり、スピードを出すために様々な工夫がされています。また、長い時間のツーリングでも疲れにくくなっています。
- 下記4つのアイテムが必須です
- 一般の自転車と違い、軽量化のためにライト・鍵が省かれていたり、安全のためにヘルメットが必要だったりします。しっかり準備しましょう。
- ヘルメット
- シティサイクルよりスピードが出ます。身を守るため必須!
- ライト/鍵
- 夜間は前照灯の点灯が義務。盗難防止にワイヤー錠も合わせて準備しましょう。
- ペダル
- 実はロードバイクには付属していないことが多いです。サイマなら標準装備!
- 空気入れ
- ロードバイクはバルブ形状が仏式で、かつ高圧なため専用品が必要です。
- フレーム素材とパーツグレードで価格が大きく変わります
- 安いものは5万円程度から、高いものでは百万円を超えるものもあります。高いものが全て上級者向けかといえば必ずしもそうではなく、摩擦や重量が少なくなるため身体への負担が軽くなり、誰にとっても恩恵があります。
フレーム素材は主に3つ!
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- クロモリ(鉄)
- 少々重量はありますが、振動吸収性に優れているため、長距離走行や、街乗りなどに向いています。耐久性が高く、細くてスタイリッシュな見た目のため人気があります。
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- アルミ
- 軽くて固く、自分の力をダイレクトに地面に伝えることができるため、鋭い加速と軽さが魅力です。フォークをカーボンにして振動吸収性を高めたモデルも。比較的低価格なのも特徴です。
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- カーボン
- 設計方法によって、固いフレームから振動吸収性のいいフレームまで自在に作れます。何でもこなせる万能な素材ですが、非常に高価な上に造りがデリケートなため取り扱いに注意が必要です。
パーツグレードは主に7つ!
シマノでは、比較的安価な「Tourney」から始まり、プロも使用する「DURA-ACE」まで7種類のラインナップがあります。上位グレードほど変速段数も多く、軽量で高性能です。レースに出ることも視野に入れているのであれば、「105」から上のほうが安心ですが、街をのんびり走るのであれば「TIAGRA」までのグレードで十分楽しめます。
- ロードバイクはサイズが命です!
- ロードバイク選びにおいて、もっとも重要といっても過言ではない要素がサイズです。シティサイクルの場合、タイヤのインチ数で自転車のサイズを選びますが、ロードバイクは「フレームサイズ」という自転車フレーム自体の大きさで選びます。大き過ぎ・小さ過ぎると腕や足が疲れてしまいます。表記されている「適応身長」を参考に選びましょう。
ロードバイクが届いたらサドルの高さを調整しましょう
ロードバイクにまたがり、右足のペダルを一番下にもってきて、足をまっすぐに伸ばし、かかとでペダルの軸を踏みます。このときひざが軽く曲がるくらいが適正のペダル高となります。
調整には六角レンチが必要となりますので、準備しておくとスムーズです。
- 初めてだからこそ、良いものを選ぶことをオススメします
- 世の中には1万円台のロードバイクの形をした自転車も販売されていますが、粗悪なパーツを使用したり、作りが雑なことから品質に不安があります。最初だからこそ、しっかりした品質のものを選ぶことをサイマはオススメします。
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- 高いデザイン性と機能性の融合MASI INIZIO
- イタリアメーカーならではの高いデザインが光る一台。MASIがプロデュースするBREV.Mのホイールを搭載し、フォークにカーボンを使用することによって高い走行性能も実現しています。
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- 105採用の高性能エアロロードMERIDA REACT400
- 世界トップクラスのメーカーが放つ、本格エアロロードバイク。メインコンポに105を採用するなど、性能面では折り紙つきです。レースも視野に入れているならば一押しです。
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- クロモリフレームのお洒落ロードブリヂストン CHeRO Drop
- クラシカルでおしゃれなこの一台は日常のどんなシーンにもマッチします。細くしなやかなフレームは適度に振動を吸収し、長距離でも疲れにくくなります。長く愛用したくなる一台です。
- ロードバイクを始めると行きたい場所が増え、週末が待ち遠しくなります。移動手段としてだけじゃない、自転車の深い魅力の虜になるはずです。暖かくなるこの時期にぜひ一緒にロードバイクを始めましょう!