マウンテンバイク用ヘルメットのおすすめ9選 | 人気メーカーやMIPS搭載モデルを紹介
MTB用ヘルメットはマウンテンバイクに似合うワイルドさと高い安全性が魅力です。
この記事では、安全性に優れたマウンテンバイク用ヘルメットを人気のメーカーから厳選して紹介します。
ニュースタンダードになりつつあるMIPS搭載モデルも紹介しているので、参考にしてみてください。
- こんなあなたにおすすめ
-
- マウンテンバイク用のヘルメットを買いたい
- マウンテンバイク用ヘルメットの選び方を知りたい
- MIPS搭載モデルを検討している
- 速読みガイド〜読みたいところへジャンプ〜
目次
マウンテンバイク向けヘルメットの特徴は高いプロテクト力
マウンテンバイク用のヘルメットはロードバイクや他の自転車より安全性の高さを重視した作りになっています。
主に山道やオフロードを走るため転倒する可能性が高く、大きな衝撃を受けやすいからです。
そのため、次の2つの特徴があります。
- MTB用ヘルメットの特徴
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- 後頭部まで覆われている
- バイザーが付いている
後頭部までしっかりカバー
マウンテンバイクのヘルメットは後頭部までしっかり覆われたタイプが多いです。
仰向けで倒れたときに頭部を守るためです。
高いホールド感は安心感に繋がります。
バイザーが付いている
ヘルメットの先端にバイザーが付いているものがマウンテンバイク用ヘルメットの主流です。
主に木の枝や前走者の巻き上げる泥が目に入るのを防ぐ役割があります。
軽量かつ通気性を重要視するロードバイク用のヘルメットに対して、マウンテンバイク用は安全性を重視。
快適かつ安全に自転車を楽しむためにも、目的に合うヘルメットを身につけることが大切です。
マウンテンバイク向けヘルメット選び方|4つのポイント
ここからは、マウンテンバイク用ヘルメットを選ぶ時に注目すべきポイントを4つ紹介します。
- MTB用ヘルメット選びのポイント
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- 頭のサイズや形に合うかチェック
- 着脱・調節可能なバイザー付き
- 安全性を高めるならMIPS搭載モデル
- ダウンヒルにはフルフェイスモデル
頭のサイズや形に合うかチェック
ヘルメット選びで一番大切なのはフィット感です。
実際に試着してみることがベストですが、難しい場合はサイズを測って選びましょう。
額から後頭部の一番出っ張っている部分にかけて頭をぐるりと1周したときの長さで、ヘルメットのサイズを決めます。
アジアンフィットモデルがおすすめ
海外メーカーのヘルメットを購入する場合は、「アジアンフィット」モデルがおすすめです。
頭の形が楕円形の欧米向けのヘルメットを購入すると、頭の周長は合っても前後左右のサイズが合わないことがしばしばあります。
アジアンフィットモデルなら、上から見たときに丸い形をしたアジア系の頭部に合わせて作られているので安心です。
着脱・調節可能なバイザー付き
バイザーは小枝や泥はねの多いトレイルやオフロードレースでは重宝しますが、傾斜を走る場合は視界を遮ってしまいます。
使用目的によってバイザーを取り外せる、またはバイザーの角度を調節できるモデルがおすすめです。
安全性を高めるならMIPS搭載モデル
MIPS(Multi-directional Impact Protection System)とは多方向から受ける衝撃から頭部を守るシステムのことです。
MIPSを搭載したヘルメットは、落車したとき実際に受ける斜めからの衝撃に対応するよう設計されています。
より安全性が高いとして、各メーカーに取り入れられつつあるシステムです。
ダウンヒルにはフルフェイス
落車したときの影響が大きいダウンヒルでは、フルフェイスのヘルメットを使用する人が多いです。
頭部だけでなく頬や顎もガードできるので、顔面の安全性は格段に上がります。
万全を期すなら、フルフェイスのヘルメットも検討してみてください。
マウンテンバイク用ヘルメットを手掛ける人気メーカー8選
下記のメーカーはマウンテンバイク用ヘルメットに定評のあるメーカーです。
各メーカーのおおまかな特徴も紹介しているので、ヘルメット選びの参考にしてみてください。
※メーカー名を選択するとメーカーの公式サイトまたは公式取扱店に遷移します。
- LAZER(レイザー)…100年以上の歴史をもつベルギーのヘルメットブランド
- OGK kabuto(オージーケーカブト)…日本人の頭に馴染む日本のヘルメットメーカー
- GIRO(ジロ)…人気モデルの待望のアジアンフィットモデルが登場
- FOX MTB(フォックスMTB)…マウンテンバイク用品の専門店
- BELL(ベル)…取り外し可能なチンガード付きフルフェイスヘルメットが人気
- SPECIALIZED(スペシャライズド)…比較的低価格から販売
- Troy lee(トロイリー)…MTB用フルフェイスヘルメットの王道
- TREK(トレック)…マウンテンバイク作りが得意の自転車メーカー
- おすすめのヘルメットを紹介
【調節可能なバイザー付き】MTB初心者におすすめのヘルメット3選
迷ったらこれ!【OGK kabuto(オージーケーカブト)/FM-X】
FM-Xは後頭部まで広くカバーしたデザインに着脱可能なバイザー付きと、基本を抑えた作りになっています。
マウンテンバイク初心者の最初の1つ目にふさわしいスペックと値段です。
日本メーカーのOGK kabuto(オージーケーカブト)製なところも安心できる理由の1つです。
人気メーカーGIROのバイザー着脱可能モデル 【GIRO(ジロ)/FIXTURE】
FIXTUREはMTBやトレイルライドに適したヘルメットで、街乗りにも使いやすいシャープなシルエットがおすすめポイントです。
MIPSが搭載されていないぶんお手頃価格で手に入れられるので、初心者でも手を伸ばしやすいでしょう。
エントリーモデルのMTB向けヘルメット【TREK(トレック)/Bontrager Solstice Asia Fit Bike Helmet】
アジアンフィットモデルながら低価格で購入できるヘルメットです。
大きな空気穴(ベンチレーション)に調節可能なバイザー付きと性能は十分。
購入1年以内で破損した場合は無料で交換してくれる制度もあり、初心者にぴったりなモデルです。
- おすすめのヘルメットを紹介
【MIPS搭載】安全性に優れたおすすめヘルメット3選
人気メーカーGIROのアジアンフィットモデル 【GIRO(ジロ)/SYNTAX MIPS AF】
ロードバイク用ヘルメットでは数多くのアジアンフィットモデルを展開するGIRO(ジロ)のMTBにも合わせられるアジアンフィットヘルメットです。
軽さと通気性、高い安全性を備えたオールラウンダー。
MIPSも搭載されているので安全性への配慮も十分です。
安全性と快適性に優れたモデル【LAZER(レイザー)/Chiru MIPS】
街乗りにも使えるLAZER ChiruのMIPSモデルです。
比較的手を伸ばしやすい価格帯で、見た目にもこだわっています。
アジャスタブルヘッドバスケットでフィット感も調節できるので扱いやすいヘルメットです。
ワンランク上の安心システム【SPECIALIZED(スペシャライズド)/AMBUSH WITH ANGI】
AMBUSH WITH ANGIはヘルメットを被る本人はもちろん、家族や友人にまで安心を広げるモデルです。
ヘルメット後部に取り付けられたセンサーが転倒の衝撃を察知すると、専用アプリを通して通知されるシステムを導入しました。
万が一のときにライダーを守るMIPSと、いち早く救助に迎えるシステムで安全性に抜け目のないヘルメットです。
- おすすめのヘルメットを紹介
【フルフェイス】ダウンヒルにおすすめのヘルメット3選
王道モデル【Troy lee(トロイリー)/D3 FIBERLITE HELMET】
D3 FIBERLITE HELMETはコストパフォーマンスに優れた王道のモデルです。
ダウンヒルやBMXレースにまで対応します。
取り外し可能なチークパットとライナーで用途に合わせて使い分けできます。
MIPS搭載のフルフェイスモデル【BELL(ベル)/SUPER AIR R MIPS】
SUPER AIR R MIPSはBELLがリムーバブルチンバーのパイオニアとして手掛けたフルフェイスヘルメットの1つです。
着脱可能なチンカバーで幅広い用途に活用できます。
MIPSも搭載しているので安全性にもしっかり配慮されています。
ダウンヒルデビューに【FOX MTB(フォックスMTB)/ランペイジヘルメット】
お手頃価格でコストパフォーマンスに優れたモデルです。
MIPSやランペイジプロカーボンヘルメットをモデルに開発された軽量なインジェクション成型ABSシェルを搭載。
ダウンヒルにデビューする人におすすめのヘルメットです。
- おすすめのヘルメットを紹介
まとめ|マウンテンバイクのヘルメットはかっこいいだけじゃない
マウンテンバイク用ヘルメットは、山道やオフロードを安全に駆け巡るためには必須です。
近年では日本人にもフィットするモデルを手掛けるメーカーも増えて、デザインと快適さを追求することできるようになってきています。
ぜひ気分の上がる愛用のヘルメットを身につけて、より安全で快適なライディングを楽しんでください。
マウンテンバイク用ヘルメットについてのQ&A
- Q. マウンテンバイクにヘルメットは必須?
- A. マウンテンバイクでトレイルやオフロードを走る場合は必ずヘルメットを被りましょう。 そのような道は足元が不安定なため、転倒する可能性が高いです。 万が一転倒したときに致命傷を負わないよう、マウンテンバイクにヘルメットは必須です。
- Q. MTB用ヘルメットにバイザーは必要?
- A. 街乗りの用途で使う場合や、深い傾斜を走る場合はなくても問題ありません。 バイザーは木の枝や泥はねから視界を守る役割があるので、トレイルやオフロードを走行するときは取り付けることをおすすめします。
- Q. マウンテンバイクとロードバイクのヘルメットは兼用できる?
- A. 街乗りに使用する場合は兼用でも問題ありませんが、トレイルやオフロードを走行するときはMTB専用のヘルメットをおすすめします。 MTB用ヘルメットは山道での走行において、より安全性に優れた作りをしているからです。