自転車用ライトのおすすめ16選 | 明るさの条件や選び方も徹底解説
自転車で走行するには、必要な明るさを確保したライトを装着する義務があります。
この記事では自転車のライトに必要な明るさについて解説し、おすすめのフロントライトとテールライトを紹介します。
- こんなあなたにおすすめ
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- 自転車用ライトを購入したい
- ロードバイク・クロスバイクにライトを装備したい
- 自転車のライトに必要な明るさを知りたい
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目次
自転車のライトに必要な明るさや条件は前後で違う
実は自転車に装着するライトは、前後で必要な明るさが異なります。
安全に走行するためにも必要な明るさを確認してから選びましょう。
ライトの明るさは「ルーメン」「カンデラ」で確認
自転車のライトの明るさは「ルーメン(lm)」または「カンデラ(cd)」という単位で示されます。
- 明るさを表す単位
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- カンデラ(cd)…光源からの光の強さ(光度)を表す単位
- ルーメン(lm)…光源からの光の量を表す単位
カンデラの値が大きいほど遠くまで見通しが良く、ルーメンの値が大きいほど周辺を明るく照らすライトと言えます。
ライトの明るさを確認するときはカンデラとルーメンの表記を探しましょう。
フロントライトに必要な明るさと条件
自転車の前方を照らすフロントライトには、前方10m先の障害物を確認できる明るさが必要です。
これは各都道府県の道路交通法によって定められています。
カンデラ(光度)にして400cd以上、ルーメン(光の総量)は走行する場所の明るさによって異なります。
- フロントライトに必要なルーメンの目安
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- 市街地、街灯の多い住宅地…200lm~
- 街灯の少ない住宅地…400lm~
- 街灯のない山道…1000lm~
通勤や通学、サイクリングで自転車を使うなら400lm以上の明るさがあると安心です。
普段自転車を使用する道を基準にして、十分な明るさを保てるライトを選びましょう。
テールライトに必要な明るさと条件
夜間の道を走行する場合は、車や歩行者が後ろからも確認できるようにテールライト(リアライト)の点灯が義務づけられています。
必要な明るさは後方100mから確認できる程度です。
- テールライトに必要な条件
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- 光の色は赤色か橙色
- 明るさは10~15lmが目安
- 「点灯」機能は必須
テールライトの種類によっては点滅させて使用するものもありますが、点滅させるだけでは不十分です。
必ず「点灯」できるテールライトを選ぶ、またはリフレクター(反射板)と併用して使いましょう。
自転車のライトは充電方法の違いで選ぼう
自転車用のライトを選ぶときは充電方法から選ぶことをおすすめします。
点灯すれば電力も消費するため、普段の使用頻度や使用場所に合う充電方法を選びましょう。
長時間使用できるUSB充電タイプ
充電タイプのライトの中でも人気を集めているのがUSBで充電できるライトです。
一度の充電で長時間使用することができます。
ライト本体の価格が高く設定されているものも多いですが、電池を買うランニングコストや電池を買いに行く手間を考えるとコスパは悪くないでしょう。
低価格な電池タイプ
安く手に入れたい人は電池タイプのライトがおすすめです。
単3や単4電池を使用するタイプのものが一般的で、コンビニがあればすぐにでも交換できます。
ランニングコストとして交換する電池代が必要になりますが、本体はUSB充電タイプより安価です。
あまり夜間に走行せずライトを使用する機会が少ない人におすすめです。
手間がかからないソーラー充電タイプ
充電や電池交換を手間に感じる人にはソーラータイプのライトがおすすめです。
走行中でも充電しながら走ることができるので、通勤や通学などコンスタントに使う場合は特に手間が省けるでしょう。
USBでの充電と併用できるタイプや水に弱いタイプもあるので、商品説明をよく読んでから選んでください。
- スタッフからの一言コメント
- 優秀なソーラー充電モデルは駐車しながら充電することもできます。 屋外に自転車を置いておけば電池切れや充電切れを心配する必要がないので便利ですね。
照らすだけじゃない!あると便利な3つの機能
ただ点灯するだけでなく付加価値をプラスしたライトを選ぶ人も少なくありません。
ここではあると便利な機能を3つ紹介します。
悪天候でも安心の防水機能
※画像出典Amazon Otium
天候に関係なく自転車に乗る場合は、悪天候でも使える防水機能付きがおすすめです。
防水機能のレベルは確認するには、防水に関する国際規格であるIPXの値をチェックしましょう。
防水レベルはIPX0~8の段階があり、数が大きいほど防水機能が高いことを示しています。
自転車のライトではIPX4~5のものが一般的です。
毎日使う人におすすめの自動点灯機能
通勤通学など毎日使用することが多い人には、周囲が暗くなると明かりがつく自動機能がおすすめです。
付け忘れることなく安心して走れるうえに、無駄なバッテリーの消費も予防してくれるので節電効果も期待できます。
ロードバイクには軽量なライトを
走行性能や走り心地を重視するロードバイクでは、軽量なライトがいいでしょう。
長距離走行をする場合は自転車を少しでも軽くすることで体への負担を最低限に軽減したいものです。
ロードバイクを安全に楽しむなら、光度が十分で軽量かつコンパクトなライトを選ぶことをおすすめします。
人気のメーカー7選とおすすめの自転車ライトを紹介
ここからは、自転車用のライトを手掛ける人気メーカーと各メーカーのおすすめライトを紹介します。
機能性や安全性において多くの人に選ばれているメーカーなので、参考にしてみてください。
普段使いにぴったりな明るさと機能を搭載【CAT ETE(キャットアイ)/VOLT400】
CAT ETE(キャットアイ)はリフレクター(反射板)において国内シェアの大半を占めている老舗のサイクルパーツメーカーです。
車道のセンターライン上などにある反射板を「キャットアイ」と呼ぶのも、このメーカーが由来だと言われているほどの認知があります。
VOLT400は最大光量400lmのライトです。
ハイビーム、ミドルビーム、ロービームの3段階から、走行する道に合わせて選ぶことが可能です。
カードリッジ式の充電池なので、予備バッテリーを用意しておけば外出先での充電切れにもすぐ対応することができます。
対向車への気遣い機能も搭載【GENTOS(ジェントス)/XB-B05R】
懐中電灯メーカーのGENTOS(ジェントス)が品質にこだわって作った自転車用ライトは、ユーザーのニーズをしっかりと反映されています。
高い機能性と良心的な価格設定から人気があります。
XB-B05Rは対向車や歩行者に与えるまぶしさを軽減してくれる機能を搭載したライトです。
車で言うロービームと同じような機能と認識しておくと良いでしょう。
電池式のライトですが、充電して繰り返し使えるエネループにも対応しています。
USB充電可能な普段使い向けライト【crops(クロップス)/LUM240】
crops(クロップス)は自転車用のカギとライトを手掛ける新興メーカーです。
「機能美」を追求するアイデアとバイタリティが製品に表れています。
LUM240は対向車や歩行者への眩しさを軽減させた街乗り向けのライトです。
約240ルーメンの明かりで夜の市街を照らしてくれます。
通勤や通学、ちょっとした夜の外出にぴったりです。
市街地から住宅地まで対応【TOPEAK(トピーク)/WhiteLite™ HP 500】
TOPEAK(トピーク)は台湾生まれのサイクルパーツ総合メーカーです。
ストラップで固定するライトや、モードを切り替えられるライトなど、利便性の高いアイテムが揃っています。
WhiteLite™ HP 500は光量を500~130ルーメンの間で調整することが可能なので、街灯の多い市街地から街灯の少ない住宅地まで安心して走行することが可能です。
約4時間でフル充電するUSB充電タイプのライトなので、作業の片手間に充電することができます。
自動光量調節・防水機能付き【guee(ギー)/SOL 700 PLUS】
自転車のアクセサリーを多く展開しているgueeは、サイクル仲間からのアイデアをもとに商品化する新興のブランドです。
個性豊かなアクセサリーを豊富に揃えています。
SOL 700 PLUSはコンパクトなのに最大700ルーメンまで照射できるライトです。
スマートセンサーで周囲の明るさを感知して自動で光量を調整する機能も搭載。
照射モードを切り替える手間や無駄な電力消費を抑えてくれます。
さらにIPX5の高い防水機能も装備したハイスペックなモデルです。
色を選べるロングセラー商品【LEZYNE(レザイン)/MINI DRIVE 400】
LEZYNE(レザイン)は日本でも多くの自転車用品店で取り扱われているアメリカの新興サイクルパーツメーカーです。
独自のアルミ加工技術から成る製品の美しさと、機能性や利便性の高さでも注目を集めています。
MINI DRIVE 400は400ルーメンの最大光量を誇る、レザインの商品の中でもロングセラーの商品です。
5つのカラーバリエーションを揃えており、車体の色に合わせて選ぶことができます。
機能とデザイン、さらに軽量さも揃えたサイトです。
十分な利便性を備えたライト【SERFAS(サーファス)/USL-200】
SERFAS(サーファス)はアメリカを中心に人気のある自転車のパーツメーカーです。
ネームバリューはもちろん、高輝度と購入しやすい価格帯が人気の理由です。
SL-200は電池式のライトで、乾電池と充電池の両方に対応しています。
最大200ルーメンの明るさで暗い夜道でもしっかりと照らしてくれます。
バッテリー残量を色で教える機能やIPX4の防水機能搭載など利便性は十分です。
【安い】コスパがいい自転車ライト3選
自転車のパーツにあまりお金をかけたくないという人は、比較的安価でランニングコストの低いライトを選ぶことがおすすめです。
ここからは初期費用を抑えた安いフロントライトを紹介します。
安くてかっこいい【GENTOS(ジェントス)/BL-B03】
BL-B03はスタイリッシュなデザインがポイントのライトです。
120ルーメン/1200カンデラの明るさを発揮し、2段階の調節が可能です。
街乗りにちょうどいい値段・機能を備えています。
3LEDで明るく電池長持ちライト【crops(クロップス)/SX7-CW】
街乗りに使いやすい約30ルーメン / 1000カンデラを採用した、シティサイクルにおすすめのライトです。
LED搭載で十分な明るさと電池の長持ちを両立。
値段、機能、デザインから普段使いにちょうどいいモデルです。
遠くまで見通せる低価格モデル【CAT EYE(キャットアイ)/URBAN】
URBANは最大光量約800カンデラの十分に明るさを確保したライトです。
手早く装着できる独自のマウント「フレックスタイト™ブラケット」を付属しています。
【ロードバイク向け】軽量なフロントライトのおすすめ3選
ロードバイクには、長時間走行や軽快な走りを損なわない軽量でコンパクトなライトがおすすめです。
ここからはロードバイクにおすすめのフロントライトを紹介します。
ワンランク上の高性能ライト【CAT EYE(キャットアイ)/SYNC CORE】
SYNC COREはワイヤレスで繋いだライト同士のON/OFF操作ができる高性能モデルです。
フロントライトを付けたらリアライトも同時に付くといった手間を省ける便利な仕様。
電池の残量はスマホでも管理できます。
ワンランク上のライドを手に入れられるライトです。
明るさ自動調節機能付き【GENTOS(ジェントス)/AX-013SR】
AX-013SRは十分な明るさと約100gの軽さを備えたライトです。
周囲の明るさに合わせて明るさを自動で調節。
対向車や歩行者が眩しくない上面カット配光も搭載済みです。
豊富な照射モード【LEZYNE(レザイン)/MICRO DRIVE 600XL】
MICRO DRIVE 600Xは100g以下の軽量ながら最大光量600ルーメンもの明るさを保ちます。
9つの豊富な照射モードパターンで細かく調節が可能。
さらにつけ外ししやすいベルト固定式なので充電も簡単な便利モデルです。
【ちゃんと付けてる?】テールライトのおすすめ3選
テールライトは後方から来る車や歩行者に自分の存在を知らせるためにも重要なアイテムです。
ご自分の自転車に装備されているか、今一度確認してみてください。
ここからは、おすすめのテールライトを紹介します。
ソーラー充電付き【CAT EYE(キャットアイ)/TL-SLR220】
TL-SLR220は電池充電にソーラー充電機能をかけ合わせたライトです。
屋外で管理するなら電池残量をあまり気にかけることなく使い続けられます。
安全性と手入れの手間のかからない機能性を備えたリアライトです。
取り外ししやすい小型リアライト【guee(ギー)/CAMARO】
CAMAROは取り付けやすいベルト固定式の小型リアライトです。
見た目だけでなく付け外し方もいたってシンプル。
角度調節機能が付いており様々なフレーム、シートポストに取り付けできます。
横からの視認性も高いリアライト【LEZYNE(レザイン)/KTV PRO DRIVE REAR】
KTV PRO DRIVE REARは270度の視認性を誇る新デザインのリアライトです。
後ろからだけでなく横からも見えるので安全性がグッと上がります。
お子様の自転車にリアライトを検討している人は必見のアイテムです。
まとめ|夜道も安心して走れる自転車のライトを選ぼう
シティサイクルでは標準装備されている自転車ライトですが、ロードバイクなどのスポーツバイクは自分で装着しなければなりません。
充電の仕方や点灯以外の機能など製品によってさまざまな違いがあるので、自転車の使用用途や走行スタイルにマッチするライトを探してみてください。
ライトを装着して安全に走れる準備ができたら、時間や天候を問わずライディングを楽しみましょう。
自転車用ライトについてのQ&A
- Q. 自転車のライトの値段はいくらくらい?
- A. 自転車のライトの値段は、安いもので1,000円前後、高いものだと10,000円を超えます。 市街地から街頭のある住宅地まで使える明るさのライトは2,000~3,000円台が多いです。 より広い範囲を、より明るく照らせるライトほど価格が高くなります。
- Q. 自転車のライトを選ぶときの注意点は?
- A. 自転車のフロントライトであれば、前方10m先の障害物を確認できる明るさが必要です。 各都道府県の道路交通法によって定められています。 暗い道ほど10m先を見るためにはより明るいライトが要りますから、走る場所に合わせて不足のない明るさを選びましょう。
- Q. 100円均一の自転車ライトでも使える?
- A. 100円均一で販売されているライトは「補助灯」として利用できます。 しかし各都道府県の道路交通法で定められている自転車ライトに必要な明るさは満たしていないため、別にもう1つライトを用意する必要があります。