ロードバイク用サングラス9選 | 選び方から人気ブランドまでしっかり解説
速さを楽しむロードバイクは、スピードが出るほど向かい風や舞い上がった砂埃などが目に入りやすくなります。
そこで活用されているのがサングラスです。
この記事ではロードバイク乗りにおすすめのサングラスを紹介しています。
サングラスの効果や選び方、人気のブランドも併せて参考にしてみてください。
- こんなあなたにおすすめ
-
- ロードバイク用のサングラスを購入したい
- ロードバイク用サングラスの選び方を知りたい
- アイウェアの人気ブランドから買いたい
- 速読みガイド〜読みたいところへジャンプ〜
目次
ロードバイクに乗るならサングラスでかっこよく安全に
ロードバイクに乗る時にサングラスやアイウェアは必須アイテムです。
通常のサングラスは日よけが主な目的ですが、ロードバイク乗りにとっては目を守る目的もあります。
- ロードバイク走行時のサングラスの効果
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- 日差しや紫外線から目を守る
- 砂や埃から目を守る
- 視界を良好に保つ
- 転倒時に顔や目を保護する
ロードバイクは走行時にかなりスピードが出るため砂や埃が舞い上がりやすく、目の中に入り視界が悪くなってしまうと大きな事故につながる危険性があります。
事故を防ぐため、また視界を良好に保って気持ちよく走るためにもサングラスの着用がおすすめです。
ロードバイク用サングラス選びの4つのポイント
ロードバイク用サングラスは、スピードを出して走っていても外れないことが一番大切です。
次に視界を良好に保つための工夫やデザインを見比べて選んでみてください。
注目すべき観点は次の4つです。
- フィット感をチェック
- レンズの形を選ぶ
- レンズのカラーを選ぶ
- レンズの機能を選ぶ
フィット感をチェック
走行中にサングラスがズレると危険です。
ロードバイク用のサングラスは必ず自分の顔の鼻、輪郭、こめかみにフィットするものを選びましょう。
可能であれば、サイクルショップで実際に試着してみることをおすすめします。
海外ブランドのサングラスのサイズは日本人に合う?
おしゃれなデザインと最先端の技術が人気の海外製サングラス。
しかし海外ブランドのものは欧米人の骨格に合わせて作られているため、アジア人の骨格では鼻の高さが足りずにずり落ちてしまう場合が多いです。
次のいずれかの方法を試して、合うサイズのものを探しましょう。
- サイズが合う海外ブランドのサングラスを選ぶ方法
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- 「アジアンフィット」の表記があるものを選ぶ
- ノーズパットが大きめのものを選ぶ
- ワンサイズ小さいものを選ぶ
- レディースサイズを選ぶ
レンズの形を選ぶ
ロードバイク用のサングラスには、2つの種類があります。
- シングルレンズの特徴
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- 1枚のレンズをメガネの形に形成
- 視界が広く安全性が高い
- 曇りにくい
- デュアルレンズの特徴
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- 一般的なメガネ同様にフレームにレンズをはめた形
- 度付きタイプに多く採用されている
- レンズがやや小さい
シングルレンズは種類豊富に販売されているポピュラーなタイプです。
やや高額ですがデザイン性に優れているため人気を集めています。
デュアルレンズは普通のメガネのようなカジュアルなデザインのサングラスです。
度入りサングラスの多くがデュアルタイプを採用しています。
レンズが軽く付け心地が良いことから、ロードバイク用のサングラスを初めてつけるという人から人気があります。
レンズのカラーを選ぶ
サングラスのレンズのカラーはおしゃれのためだけではなく、使用する環境に合わせて目に入る光を調節して景色をはっきり見えるようにするためについています。
次の4つのケースを参考に選んでみてください。
- 【ケース別】サングラスのおすすめカラー
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- 日中の日差し対策…グレー、ブラウン
- 日没以降の暗い道、雨の日…イエロー、クリアタイプ
- 車通りの多い道での夜間走行…ブルー
日差しの強い日中には、眩しさを軽減しつつ景色がよりはっきりと見えるグレーやブラウン系の色味がおすすめです。
基本的に暗い道では明るい色味のレンズがおすすめですが、車通りの多い道の夜間走行ではブルーのレンズを検討してみてください。
ブルーのレンズは日差しだけでなく車のヘッドライトのような強い光にも高い遮光性を発揮します。
よく使う道の環境や時間帯などを考えてカラーを選んでみてください。
ミラータイプの効果は?
サングラスの外側がミラーになっているモデルも多く販売されています。
光の遮断性が高いだけでなく、景色を反射して外から表情が見えにくい効果もあります。
周りを気にせず集中力を高めて走りたいときにおすすめです。
レンズの機能を選ぶ
ロードバイク用のサングラスのレンズには、偏光レンズと調光レンズに代表される便利な機能が搭載されているものがあります。
どちらも眩しさを軽減する機能ですが、光の調節の仕方に違いがあります。
- 偏光レンズの特徴
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- 特殊なフィルムをレンズに採用
- 直射日光やコンクリートからの照り返し、乱反射光をカット
- 調光レンズの特徴
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- 紫外線の濃さによってレンズの色が変化
- 場所や時間帯に合わせて視界の明るさを調整
偏光レンズは直接的な日差しだけでなく、コンクリートの照り返しからも目を守ってくれます。
前傾姿勢になり顔が下を向きがちなロードバイクにぴったりな機能です。
調光レンズは紫外線が濃い日中の屋外ではレンズの色が濃くなり、反対に夜間や室内などでは薄くなります。
日光の具合によってレンズを付け替えなくても、場所や時間帯を気にせず利用できる点が便利です。
レンズの機能に注目するとより実用性の高いものが選べます。
ぜひ検討してみてください。
ロードバイク用サングラスの人気ブランド6選
ここからは、機能性にもデザイン性にも優れたロードバイク用サングラスを手掛ける人気のブランドを紹介します。
サングラス選びの参考にしてみてください。
ロードバイクアイウェアのシェアNo.1【Oakley (オークリー)】
Oalieyは2019年のツール・ド・フランス王者ベルナルを筆頭に、プロからも信頼されている業界シェアNo.1のブランドです。
自転車が盛んなヨーロッパではどのデザインを選んでも顔にフィットし安定すると評判があり、美しいプリズムレンズには歪みや曇りを感じさせません。
レンズのデザインとクオリティともに完成度が高く、多くのロードバイク利用者から愛されています。
デザイン性の高い【100%(100パーセント)】
Oalieyと1,2を争う人気ブランドが100%です。
元ロードレース世界王者のペテル・サガンが愛用していたブランドでもあります。
2020年リリースのフレームレスで軽量化を測ったHypercraft、ツール・ド・フランスに合わせて展開したサガンコレクションなど、おしゃれなデザインが注目を集めています。
ヨーロッパで人気の高い【RUDY PROJECT(ルディプロジェクト)】
1985年に誕生したイタリアのアイウェアブランドRUDY PROJECT は、確かな品質からヨーロッパでは絶大な人気を博しています。
あらゆる分野のアスリートたちの意見を取り入れたハイクオリティなアイウェアは、ヴィンチェンツォ・ニーバリやアルベルト・コンタドールといったロードレース界のスター、さらにマラソンやゴルフなどさまざまな分野のスポーツ選手から支持されています。
スウェーデンの新鋭ブランド【POC】
POCはスキー用ゴーグルの開発で得た知識と技術を生かし、路面でも自然の中でも視界をクリアに保てるサングラスを展開しています。
ファッションアイテムとしても使えるカジュアルなデザインも特徴の1つです。
サイクリストだけではなく、アウトドアを楽しみたい人や別ジャンルのスポーツ愛好家からも人気があります。
卓越した技術の日本メーカー【SHIMANO(シマノ)】
自転車パーツメーカーとして絶大な人気を誇るSHIMANO(シマノ)のサングラスはアジア人にフィットするモデルです。
快適性と軽量、プロテクションの強さを追求しており、プロやセミプロからも絶大な信頼を得ています。
安全性能とデザインを両立【OGK kabuto(オージーケーカブト)】
ヘルメットの性能に定評があるOGK kabutoは、アイウェアのラインナップも展開しています。
ライダーの安全性を重視して作られたアイウェアは安定性が抜群です。
特に度付きレンズや調光レンズ、ハイスペックレンズが選べる301シリーズと、リアルスポーツモデルの121シリーズなどを含めた個性豊かなシリーズは様々な層から人気があります。
ここからはおすすめのロードバイク用サングラスを上記の人気のブランドから厳選して紹介します。
利用シーンに合うサングラスを選んでみてください。
【シングルレンズ】視野が広いロードバイク用サングラス3選
ロードバイクのサングラス選びで迷った時は、広くてクリアな視界を確保するシングルレンズタイプのアイウェアがおすすめです。
販売されている種類が多く、視界が広いため安全性も高いです。
日本人向けOakleyのサングラス【Oakley(オークリー)/RadarLock® Path® (Asia Fit)】
RadarLock®は、Oakleyが特許を持っているハイディフィニションオプティクスというレンズを使用しています。
夜でも使いやすい調光機能に加えて、視界の歪みを取り除いてくれるため鮮明でクリアな視界を約束してくれます。
アジアンフィットモデルなので日本人にも合わせやすいです。
フィット感を調節できる【100%(100パーセント)/HYPERCRAFT】
HYPERCRAFTは視界を妨げる上部フレームがないシングルレンズのサングラスです。
レンズ上部のベンチレーションは曇り防止の役割を果たします。
フレームの素材にはナイロンとカーボンを使い強度と軽さを両立しました。
日本のメーカーによる日本人向けのサングラス【OGK kabuto(オージーケーカブト)/121】
日本メーカーのOGK kabutoが手掛ける121は日本人の顔にフィットしやすい設計です。
撥水性のある色付きレンズと暗所用のクリアレンズが付属しています。
防風、防塵・遮光対策もなされたこれ1つで使い勝手の良いサングラスです。
【偏光レンズ】反射光を抑えるロードバイク用サングラス3選
日中の走行では、道路からの照り返しや上下左右から入ってくる反射光の調整が大切です。
偏光レンズを採用したサングラスは、反射光をブロックしてクリアな視界を保ってくれます。
カジュアルなルックス【POC/WANT】
POCのWantは一見すると「これ、ロードバイク用のサングラス?」と思ってしまうほどスタイリッシュで使いやすいです。
軽くて柔軟性、耐久性に優れた品質の高さにも定評があります。
親水性ゴムで雨や汗でも滑りにくく、強い日差しの中でも反射光を抑えて目を疲労から守ってくれます。
プロ愛用のサングラス【100%(100パーセント)/SPEEDTRAP】
100%のSpeedtrapは2017年の世界選手権でペテル・サガン選手が着用していたモデルで、初心者からプロまで幅広い層に支持されています。
UVカット100%を実現し、軽量さと耐衝撃性を両立。
スタイリッシュなデザインながら、ナチュラルに目周りにフィットします。
快適な走行をアシスト【SHIMANO(シマノ)/S-PHYRE R】
レーシングアイウェアとして開発されたSHIMANOのS-PHYRE Rは、走行時の快適性を追求した軽量リムレスフレームデザインが特徴です。
80%の偏光レンズはあらゆるライディングシーンで優れた鮮明度を発揮してくれます。
厚みを変えられるリバーシブルのノーズパッドでフィット感の調整ができることもうれしいポイントです。
【調光レンズ】長距離走行向けロードバイク用サングラス3選
長時間走行する人や、日中と夜間どちらも利用する人には調光レンズタイプのアイウェアがおすすめです。
紫外線の量でサングラスの色を変え、どの時間帯でも良好な視界を確保します。
日差しに強い高機能サングラス【100%(100パーセント)/SPEEDCRAFT】
SPEEDCRAFTは拡張性をもたせたシングルレンズのアイウェアで、ラップアラウンド型が高いフィット感を実現します。
100%UVカットに加え反射防止のコーティングもついており、レンズ下部のエアスクープで曇りまでも徹底ガードしたハイパフォーマンスモデルです。
Oakleyの人気モデル【Oakley(オークリー)/RadarLock® Path® (Low Bridge Fit)】
人気ブランドOakleyのオリジナルアイウェアシリーズ「Radar(ラーダー)®」のRadarLock® Path® (Low Bridge Fit)。
従来モデルより縦に幅を広げたことでクリアな視界が広がりました。
10年の研究の成果を集めたスポーツサングラスです。
日本人にフィット【OGK kabuto(オージーケーカブト)/101PH】
OGK kabutoの101PHは調光幅、速度共に優れたスポーツサングラスです。
日本が誇るメーカーOGK製品なので日本人にフィットしやすいところもおすすめポイント。
レンズは撥水性もあるため走行中に水を被ったり急な雨に降られても視界を遮りにくいので、昼夜も天候も問わず使いやすいモデルです。
【ワイズロード取扱い】スポーツサングラス「ALTALIST(アルタリスト)」のおすすめ2選
(※この内容はプロモーションを含みます。)
ALTALIST(アルタリスト)は2022年にスタートした新進気鋭のアイウェアブランドです。
自転車業界で数十年の経験を持つ日本人によるデザインと、中国の製造技術を組み合わせる事によりコストパフォーマンスに優れたアイウェアを展開しています。
レンズの色が変化し天候に関わらず使える調光レンズを採用しながら、1万円を下回るコストパフォーマンスの高さが人気です。
超軽量27gでコスパ抜群の調光サングラス【ALTALIST(アルタリスト)/KAKU SP1】
KAKU SP1は約27gと超軽量な調光サングラスです。
衝撃に強く軽い「グリルアミドTR-90」素材をフレームに使用し、更に肉抜きを施すことにより軽量化を実現しました。
さらにレンズに通気口を設けることで軽量化と曇り軽減の両立を探求。
広い視界を確保しつつ防風性能の高いビッグレンズや、フィット感の調整が容易な可動式ノーズパッドを採用しています。
メガネレンズ用のインナーフレームも付属した、高コスパモデルです。
ALTALIST(アルタリスト)/KAKU SP1
¥8,580(税込)
路面がくっきり見えるコスパ抜群の調光サングラス【ALTALIST(アルタリスト)/KAKU SP2】
KAKU SP2は路面の起伏がくっきり見えるハイコントラスト調光レンズを採用したサングラスです。
日本人デザイナーにより日本人にも合わせやすいフレーム形状に設計されており、ノーズパッドは交換可能でフィット感を調整できます。
レースからカジュアルまで幅広く使えるスタイリッシュな形状ながら、衝撃に強く軽い「グリルアミドTR-90」素材をフレームに使用し、29gと軽量です。
KAKU SP1同様、メガネレンズ用のインナーフレームも付属しています。
ALTALIST(アルタリスト)/KAKU SP2
¥9,350(税込)
ロードバイク用のサングラスで安全で快適な視界を手に入れよう
ロードバイクでスピード感を楽しむなら、砂埃や紫外線から目を守るアイウェアは必須です。
フィット感や機能性の面から、一般的なサングラスよりロードバイク専用のサングラスを着用することをおすすめします。
ぜひ気に入ったサングラスを見つけて、ロードバイクをもっと安全に楽しみましょう。
ロードバイク用サングラスについてのQ&A
- Q. ロードバイク用の度付きサングラスを作りたい場合は?
- A. 度付きレンズに対応しているモデルも販売されています。 主にデュアルレンズ(二重レンズ)に多いですが、人気メーカーの中にはシングルレンズで対応するものも。 お使いのメガネに合わせたい場合は、ヘルメットに取り付けるサンバイザーの着用を検討してみてください。
- Q. ロードバイク用サングラスの寿命は?
- A. ロードバイク用サングラスのレンズは、寿命は長く見積もって2年ほどです。劣化すると本来の力を発揮できなくなってしまい、かえって視界を見にくくしてしまうことも。損傷や違和感がある場合は早めに取り替えましょう。レンズ側を下にしてテーブルなどに置かない、手入れをして専用ケースに入れて保管するなど、しっかりケアを行いましょう。
- Q. ロードバイク用サングラスはどこで買える?
- A. ロードバイク用サングラスは自転車販売店やスポーツ用品店、眼鏡店で販売されています。 海外ブランドから選ぶ場合は取り扱いのある通販サイトからの購入も検討してみてください。