チェーンクリーナーのおすすめ8選|自転車チェーンの洗浄やメンテナンスに

チェーンクリーナーのおすすめ8選|自転車チェーンの洗浄やメンテナンスに

自転車チェーンの洗浄にはチェーンクリーナーを使用しましょう。
むき出しのチェーンは汚れやすいため、走り心地を維持するには定期的なクリーニングが必要です。
この記事ではおすすめのチェーンクリーナーや選び方、洗浄方法を紹介しています。

こんなあなたにおすすめ
  • チェーンクリーナーを購入したい
  • 自転車チェーンのメンテナンスをしたい
  • 適したチェーンクリーナーを選びたい
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(※2021年9月21日時点のランキングです。2021年1月1日~2021年9月20日までに販売された自転車の台数をもとに算出しています。)

目次

自転車の洗浄にはチェーンクリーナー

自転車の洗浄にはチェーンクリーナー

チェーンの洗浄にはチェーンクリーナーを使用しましょう。
自転車のチェーンは走行を重ねるごとにホコリや砂、雨、排気ガスによる汚れが溜まっていきます。
汚れたままにしておくとチェーンがサビたり変速しにくくなるなど走り心地に影響が出てしまいます。
そのため定期的に洗浄・注油してチェーンをメンテナンスしましょう。

チェーンクリーナーの種類|スプレー・泡・液体・洗浄機

チェーンクリーナーの種類はスプレー、泡、液状、洗浄器の4つです。
手軽さや洗浄方法に違いがあります。

隙間の汚れを落としやすいスプレータイプ

エアゾールスプレータイプはピンポイントに噴射できるタイプのチェーンクリーナーです。
チェーン内の細かい部分や裏側などの隙間汚れを取るのに適しています。
頑固な汚れはブラシで擦る必要がありますが、チェーンを自転車につけたまま洗浄できる手軽なところが魅力です。

汚れを包んで落とす泡タイプ

泡タイプは洗浄が簡単なチェーンクリーナーです。
チェーンに泡を噴射してしばらくすると、泡が汚れを浮き上がられてきます。
後は水で流したり拭き取ったりするだけ。
簡単で比較的安価に手に入るのでちょっとした汚れや定期的なメンテナンスにおすすめです。

しつこい汚れには液状タイプ

しつこい汚れを落とすには液体タイプのチェーンクリーナーがおすすめです。
チェーンを自転車から外して液状クリーナーに入れてつけ置きすると頑固な汚れも取ることができます。
また後述の洗浄器を使うと自転車にチェーンをつけたまま手軽に掃除できます。

スタッフからの一言コメント
洗浄機の他に、ペットボトルに入れて振るなど短時間で簡単に汚れを取る方法も効果的です。

手軽にしっかり汚れを落とすなら洗浄器がおすすめ

洗浄器は液体タイプのクリーナーと一緒に使います。
洗浄液を入れた洗浄器をチェーンにセットしてクランクを回すだけで内蔵ブラシで磨かれるので、手軽にしっかり汚れを落とすことができます

チェーンクリーナーの選び方|成分をチェック

チェーンクリーナーを選ぶときは成分を確認しましょう。
主に水洗いの必要がない石油系と、水洗いが必要なアルカリ系があるので、汚れのタイプに合わせて選びましょう。

水洗いできない場合は石油系クリーナーがおすすめ

石油系クリーナーはベトベトした油汚れを落としやすいです。
水洗いの必要がなく拭き取るだけで良いため、マンションなどの限られたスペースでの洗浄におすすめします。
ただしゴム製やプラスチック製のパーツにかかると劣化を早める可能性があります。
スプレータイプの石油系チェーンクリーナーを使用するときは、噴射時に車体やパーツを布や新聞紙などで保護しましょう。
購入の際に石油系溶剤や非イオン系界面活性剤などの成分表示があるかをチェックしてみてください。

水洗いにはアルカリ性クリーナーがおすすめ

水洗いができる場合は油汚れを浮かせて落とすアルカリ性のクリーナーを検討してみてください。
泥汚れや砂などを水洗いした後に使うことができるので、油以外の汚れがひどいときにも活躍します。
ただしアルミ製品との相性が良くないため、軽量なアルミチェーンは使用を避け、アルミフレームなどにはかからないよう配慮しましょう。
アルカリ系のチェーンクリーナーには植物性界面活性剤などの成分記載がされているので、購入の際にチェックしてみてください。

チェーンクリーナーとセットで使いたいメンテナンス用アイテム

チェーンのメンテナンスに使用するアイテムを紹介します。

洗浄ブラシ

チェーンの隙間や頑固な汚れを落とすときに使用します。
細かい隙間の部分まで入り込み、ゴシゴシ擦ってもへたらないブラシがおすすめです。
スプレータイプのクリーナーに付属している商品も多数あるためチェーンクリーナーを選んでから検討しましょう。

ウエス(雑巾)

落とした汚れを拭き取ったり、水洗い後に乾拭きしたりするときに使用する布です。
不要なTシャツなど古布でも代用できます。

軍手

メンテナンス時に、手を怪我や汚れから守るために着用しましょう。
ゴム手袋など液が染み込みにくい素材がおすすめです。

チェーンルブ

チェーンクリーナーで汚れを落としたら、仕上げにチェーンルブ(チェーンオイル)を使用しましょう。
チェーンルブはオイルでチェーンをコーティングし、チェーンの滑りを良くしたり汚れにくくしたりするアイテムです。
チェーンとギヤの間の摩擦を減らすので走り心地も良くなります。

スタッフからの一言コメント
チェーンクリーナーとチェーンルブは役割に違いがあります。 チェーンクリーナーはチェーンの汚れを落とすための洗浄剤、一方チェーンルブは走り心地を良くするための仕上げ剤です。 チェーンルブばチェーンクリーナーの後に使用します。

【スプレータイプ】チェーンクリーナーのおすすめ2選

ピンポイントに噴射できるエアゾールスプレー缶タイプのチェーンクリーナーを紹介します。

ブラシ付きでお手軽【AZ(エーゼット)/AZバイク用チェーンクリーナーパワーゾル650ml】

AZ(エーゼット)の「AZバイク用チェーンクリーナーパワーゾル650ml」は水洗い不要のチェーンクリーナーです。 ブラシがセットでついてくるので、購入後すぐに洗浄できるのも嬉しいポイントです。 ゴムやプラスチックにも噴射可能なので、ゴムが入っているシールチェーンの洗浄にも使用することができます。 低臭タイプで嫌な匂いが少ないので、作業がしやすいのも特徴のひとつです。


少量で高い洗浄力【WAKO'S(ワコーズ)/CHA-C チェーンクリーナー】

WAKO'S(ワコーズ)の「CHA-C チェーンクリーナー」は乾きにくいため少量で洗浄できるチェーンクリーナーです。 防錆剤配合も配合しており洗浄後の錆防止もこれ1本で行えます。


【泡タイプ】チェーンクリーナーのおすすめ2選

汚れを浮かせて落とす泡タイプのチェーンクリーナーを紹介します

拭くだけでOK【WAKO'S(ワコーズ)/フォーミングマルチクリーナー】

WAKO'S(ワコーズ)の「フォーミングマルチクリーナー」は弱アルカリ性ながら水洗いが不要のチェーンクリーナーです。 スプレーを噴射したあとは、水洗いすることなく拭き上げるだけで洗浄が完了するので、マンションにお住まいの人など水洗いできないスペースでのメンテナンスに適しています。


自転車などマルチに使える【KURE(呉工業) /フォーミングウルトラクリーナー】

KURE(呉工業) の「フォーミングウルトラクリーナー」は自転車以外にも活用できるクリーナーです。 油性・水性どちらの汚れも洗浄できる準水系洗浄成分が汚れに浸透し、泡が弾けることで汚れを分解します。 汚れを拭くだけで洗浄完了するお手軽さもおすすめポイントです。


【液状タイプ】チェーンクリーナーのおすすめ2選

しつこい汚れを落とすことができる液状のチェーンクリーナーを紹介します。

チェーン深くの汚れも綺麗に【Muc-Off(マックオフ) /自転車ドライブトレイン用クリーナー 500ML】

Muc-Off(マックオフ) の「自転車ドライブトレイン用クリーナー 500ML」は、チェーンの奥深くまで汚れを落とすことができるチェーンクリーナーです。 残っているチェーンオイルやワックスなどの汚れを短時間で洗浄できます。 ボトルをよく振ってからチェーンに噴射し、2分放置後、洗浄器やブラシで擦りましょう。 最後は水洗いをしてメンテナンス完了です。


頑固な汚れを落とす【モータウン(MOTOWN) /チェーンデグリーザー】

モータウン(MOTOWN) の「チェーンデグリーザー」は、水洗いが必要なアクリル系チェーンクリーナーです。 落ちにくい古いチェーンオイルや泥などの頑固な汚れも、綺麗に洗い上げることができます。 チェーンを回転させながらスプレーし、数分放置後ブラシで擦って汚れをしっかり落としたら水洗いしましょう。


【洗浄器タイプ】チェーンクリーナーのおすすめ2選

手が汚れにくくお手軽にメンテナンスすることができる洗浄器タイプのチェーンクリーナーを紹介します。

洗浄液を入れて回すだけ【AZ(エーゼット)/自転車チェーン洗浄器 KD052】

AZ(エーゼット)の「自転車チェーン洗浄器 KD052」は、洗浄液を入れて回すだけで簡単に洗浄ができるチェーンクリーナーです。 洗浄液を洗浄器に入れ、チェーンにセットしてペダルを回すと、洗浄器内部のローラーが汚れを掻き出す仕組みになっています。


ブラシがチェーンの隅々の汚れに入り込む【BARBIERI (バルビエリ)/BARBIERI チェーンクリーナー】

BARBIERI (バルビエリ)の「BARBIERI チェーンクリーナー」は、洗浄器内部のブラシがチェーン内部の汚れをしっかり掻き出してくれるクリーナーです。 特許を取得済のブラシが奥深くの汚れに入り込み、まるで手作業でブラシを擦っているような洗浄力を発揮します。 仕上げに使用チェーンルブも付属しているので、これひとつでメンテナンスを完了できるおすすめのセットです。


【メンテナンスセット】アイテムが揃うおすすめチェーンクリーナーセット2選

これひとつで自転車メンテナンスができる【AZ(エーゼット) /自転車オールメンテナンス5点セット】

AZ(エーゼット) の「自転車オールメンテナンス5点セット」は、1セットで自転車メンテナンスが完了する優れものです。 次の5点がセットになっています。
・汚れの頑固さに合わせて使い分ける洗浄剤×2
・チェーンルブ
・クリーニングブラシ
・チェーン洗浄器
溜まった汚れ落としにおすすめです。


必要なアイテムだけをセットに【呉(KURE)/チェーンクリーナー (760ml)・チェーンルブ(180ml)】

呉(KURE)の「チェーンクリーナー (760ml)・チェーンルブ(180ml)」は、チェーンクリーナーと仕上げに必要なチェーンルブがセットになっています。 すでにお手持ちの洗浄機やブラシがある人におすすめのセット内容です。 クリーナーは石油系なので水洗いの必要はなく、噴射後に拭き上げるだけでOK。 防錆剤も含まれているので、サビの発生を抑えます。


チェーンクリーナーの基本の使い方

【スプレー・泡・液体タイプ】のチェーンクリーナーの場合

1,自転車をセット

作業がしやすいよう自転車スタンドに自転車をセットしましょう。
地面への汚れが気になる場合は、新聞紙などを敷くと後処理が楽になります。

2,クリーナーをチェーンに噴射

チェーンの反対側からウエスを当てながら、チェーンにクリーナーを噴射します。

3,ブラシで擦り、ウエスで拭き上げる

汚れが気になるところはブラシで擦り、ウエスで拭き上げます。

4,繰り返す

噴射と拭き上げを繰り返し、チェーン1周分行います。

5,クリーナーを拭き取る、または水洗いする

チェーン1周分噴射したら残ったクリーナーをウエスで拭き、チェーンを乾かします。
水洗いが必要な場合は水でしっかり洗い流した後に乾拭きします。

6,チェーンルブをさす

チェーンの滑りを良くするために、チェーン1コマずつに注油していきます。
オイルを内部まで行き渡らせられるよう、仕上げにペダルを回してください。

7,チェーンルブを拭き取る

ベタつきがなくなるぐらいまでオイルを拭き取ったら完了です。

【洗浄器タイプ】のチェーンクリーナーの場合

1,自転車をセット

作業がしやすいように自転車をセットしましょう。
地面への汚れが気になる場合は、新聞紙などを敷くと後処理が楽です。

2,洗浄器をチェーンにセットする

何も入れない状態でチェーンに洗浄器をセットし、動作確認を行います。

3,洗浄液を入れる

動作確認ができたら、洗浄器を外して規定のラインまで洗浄液を入れます。

4,洗浄器をセットする

再び洗浄器をチェーンにセットします。

5,洗浄器のレバーを回す

洗浄器のレバーを規定の方向へゆっくり回しましょう。
20回ほど回せば、洗浄が完了します。

6,クリーナーを乾かす

クリーナーをウエスで拭き取り、乾かします。

7,チェーンルブをさす

チェーンの滑りを良くするために、チェーン1コマずつ注油をします。
オイルを内部まで行き渡らせるために、仕上げにペダルを回してください。

8,チェーンルブを拭き取る

ベタつきがなくなるぐらいまでオイルを拭き取りましょう。
余分なオイルがチェーンに残っていると、汚れがつきやすくなってしまいます。

まとめ|チェーンクリーナーで定期的なメンテナンスを

チェーンクリーナーのおすすめ8選|自転車チェーンの洗浄やメンテナンスに

チェーンクリーナーは自転車チェーンの洗浄液です。
チェーンはペダルの力をタイヤに伝える重要なパーツのため、汚れが溜まると走り心地に直接影響します。
特にチェーンカバーがないクロスバイクやロードバイク、マウンテンバイクは汚れやすいため、メンテナンスしやすいチェーンクリーナーを選んで定期的なメンテナンスを心がけてみてください。
チェーンを綺麗に保ち、快適なサイクリングを楽しみましょう。

チェーンクリーナーについてのQ&A

Q. スプロケットもチェーンクリーナーで掃除できる?
A. スプロケットもチェーンクリーナーで洗浄可能です。 チェーンを掃除する時と同様に、チェーンクリーナーを噴射してブラシで擦りましょう。 隙間に汚れが溜まっているので、念入りに洗浄してください。
Q. チェーンクリーナーとパーツクリーナーはどう違う?
A. 洗浄剤であるチェーンクリーナーに対し、パーツクリーナーは脱脂剤です。 アルコール含有のパーツクリーナーは揮発しやすいため、チェーンの洗浄にはチェーンクリーナーの方が適しています。
Q. メンテナンスの頻度は?
A. 通勤通学など日常的に自転車に乗る場合は、月に1回程度メンテナンスがおすすめです。 本格的なライドを楽しんだ後、汚れが気になるようであれば都度洗浄しましょう。

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